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北海道式ジンギスカン

もともと北海道には羊がいませんでしたから、もちろんジンギスカンと言う料理名なども存在しておりませんでした。ジンギスカンと言う料理名は北海道で羊を飼い始めたのと同じ頃に本州から入ってきたようです。それまで北海道で食されていた肉は豚や鶏、野生の鹿や熊、ヤマドリなどだそうです。その羊が来る前からあった調理方法を再現し続けている当店では北海道式と呼んでいます。

ジンギスカンの歴史

当店では主に空知管内の炭鉱町で使われていた鍋の調理方法を再現しております。何故、再現と言う言葉を使ったか。それは炭鉱の閉山と共に町や村も無くなりそれと同じくし…この鍋の食べ方も消えて行ったからです。

じんじんのジンギスカン

「じんじん」の鍋は現在主流の形とは違います、平で周りに溝があります。
現在主流で有る盛り上がった帽子型のジンギスカン鍋は日本で最初に羊の飼育が始まったとされる長野県で作られた物です。ちょうど北海道でも羊の飼育が始まった頃に長野県の人が帽子型の鍋を北海道は函館辺りに持ち込んだと言われております。

その珍しい形の鍋のため大流行りし古い鍋の食べ方は減って行き新しい鍋の食べ方に代わっていったと言われております。
当店の北海道式ジンギスカンは羊の飼育が始まる前の素朴な食べ方とその後の羊肉そして、その時代の鍋でその時のように美味しく食べれるよう提供しております。

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